子どもが小学校に入学する年齢で、学習机と学習チェアを揃える家庭は多いでしょう。子どもが勉学に励む期間は、義務教育だけでも小・中学校で9年間あります。頻繁に買い替えるものではありませんから、それだけの期間は使い続けたいですよね。しかし、机はともかく、学習チェアは、子どもの背が伸びるにつれて、高さが合わなくなるのではないか、と心配になる方もいるかもしれません。
実際に店舗で見ていただくと分かりますが、シート部分の高さを変えられる学習チェアが販売されています。子どもの体は、9年で大きく変わります。長期的に使い続けるためには、高さを変えられる椅子を購入すると良いでしょう。机と椅子の高さが合わないと、正しい姿勢で勉強ができず、集中力が続きません。高さの変更が可能な学習チェアを購入することで、子どもが勉強しやすい学習環境を作ることができます。
ほかにも、学習チェアには、様々な機能が備わったものがあります。以下では、その一部を紹介します。
子どものうちは足置きがなければ、床に足がつきません。足が床につかないと、姿勢が安定せず、勉強に集中することができません。学習チェアは、足置きがついているものが良いでしょう。中には、足置きの高さを変えられるものや、取り外し可能なものがあり、子どもの成長に合わせて調整できるように作られています。
それほど重要性が高くないように思えるかもしれませんが、ランドセルは、子どもが毎日使うものの1つです。置き場が決まっていることで、使ったものを決まった場所に片付ける習慣がつきます。収納スペースの節約にもなりますので、きょうだいがいても、部屋を圧迫しません。
キャスター付きの椅子は、動かしやすいため、掃除の邪魔にならないほか、まだ床に足がつかない小さな子どもが椅子を引く際に便利です。座る位置を調整できると、正しい姿勢で勉強でき、集中することができます。遊んだり、転んだりしてしまわないか心配な場合は、座ることで、キャスターが固定され、動かなくなる商品がありますので、そのような椅子を選びましょう。
座面が回転するタイプの学習チェアならば、机の背後にあるものもとりやすいです。机ではなく、本棚に学習教材を置いている家庭では、回転させられる商品が便利です。ただし、子どもが椅子を回転させて遊んでしまう可能性も考えられます。
学習チェアと言っても、単なる椅子としての機能に留まらず、便利な機能がついたものや、子どもが勉強しやすいように考えられてデザインされたものなど多種多様です。家庭の環境や子どもに合わせて、長く使えるものを選んで、購入しましょう。
学習チェアは、インテリア販売店舗のほか、通販でも購入することができます。家具メーカー直販の一生紀では、高さが調節できるものや、足置きがあるものなど、子どもが成長してからも使える学習チェアが販売されています。別売りのシートカバーで、座面のデザインを好みに合わせて変えることもできます。子どもの好みに合わせたカバーを購入し、使うことで、子どものやる気にも繋がるかもしれません。