2019年の子供の習い事ランキングによると、子供の習い事で昔から人気なのは、男女ともにスイミングですが、一方で近年は、グローバル化の影響を受けて、幼いうちから英語学習を行うことも人気になっています。
一説によると、世界の人口約73億人に対し、英語話者は約15億人。世界中の5人に1人とコミュニケーションが取れる計算です。自分の子供には、出来るだけ多くの人と触れ合うことのできる人に育ってほしいですよね。また、2020年からは小学校での英語が必修科目になります。早いうちから英語に親しんでおくことは、英語への苦手意識や抵抗感を無くすためにも重要です。
とはいえ、英語教育というものは一朝一夕でできるものではなく、それこそ日本語教育と同じように、長い時間をかけて徐々に徐々に行っていくものです。必要なのは根気とやる気、そして何よりも英語という言語に対する興味です。お子さんが元々「英語を使って世界中の人とお話しがしたい!」と思っているようなタイプであれば良いですが、そうでない場合は英語教育を継続するモチベーションが続かないかもしれません。
例えば、何かの勉強をする際に、一人で孤独に勉強をするのと仲間がいるのとでは学習効率もモチベーションも向上するのはご存知ですか。家庭における英語教育も全く同じで、お父さんやお母さんといった子供にとって身近な人物が楽しそうに何かをしていると、子供はそれに興味を持ちます。お兄さんやお姉さんがいる場合は、下の子は上の子の真似をしたがりますよね? あれと同じことです。せっかく英語学習を始めるなら、親子で、そして家族で楽しく行うと良いでしょう。
そこでおすすめなのが、同じ英会話教室に親子で通うことです。もちろん、子供用のクラスと大人用のクラスは別ですが、それでも親と同じ英会話教室に通うことで、子供の心理的なハードルはぐっと低くなります。英会話教室は数多くありますが、受講する子供だけではなく保護者にも優しいのは千葉県柏市にある英会話教室「ハンズイングリッシュスクール」です。この教室では毎月レッスン内容を配布し、レッスンで習った単語やフレーズを家で復習することが出来るほか、定期的に授業参観を開催しているため、何をしているのかが分かりやすく安心です。子供用クラスは定員6名の少人数制で、大人用のクラスも定員3名のセミプライベートレッスンです。目的に応じたクラスがあるため、親子で楽しみながら通うことができるでしょう。
他にも、余裕がある場合は市販の英会話教材を使うのも良いでしょう。その場合も、親子で楽しめるものを使い、実際に英語を使っている場面を想像させることが重要です。市販の英会話教材は様々ありますが、その中には海外旅行で使えるフレーズに特化しているものもあります。英語を話すことが出来れば海外はぐっと身近になりますから、実際に旅行会社のパンフレットを集めて、それを見せながら「世界にはこんなものがあるんだよ」と話をするのも良いかもしれません。それがきっかけに海外への興味を抱き、自分で学習する動機と習慣ができればさらに良いですね。
他にも、世界遺産の写真等を見せても良いでしょう。文化的なものはヨーロッパに偏りがちですが、英語を主に使うアメリカやイギリスにも世界遺産はたくさんあります。世界遺産ではありませんが、世界中の貴重な資料が集まるスミソニアン博物館の話をすることもおすすめです。「英語教育だからこのやり方を!」と決めつけるのではなく、様々な面から多角的に英語の有用性を伝えることで、子供は率先して学ぶようになるでしょう。
(更新日 2019.12.4)